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| 漕艇競技者または漕艇に関わる者にとってそれががどのような意味、価値を持っているのかを知るためには漕艇競技がどのようにして現在のような競技になったかを少なからずも知る必要があるだろう。 < 近代漕艇競技への確立 > 漕艇も最初から現在のような競技として存在していたわけでなく、他の競技がそうであったように賭け事の対称競技から発展していくのである。もちろんルールができて競技が発展していくわけではなく他の競技同様、偶然ともいえる事件事故によって発展している。それが、各競技が持つ固有の思想、哲学、道徳をかたちづくった基本となっている筈である。 さて発祥の地はイギリスと言われているが、いつの時代から漕艇競技が存在するのかは定かではない。文献をひも解くと1715年にイギリスの喜劇俳優トーマス・ドヂェット(Thomas Doggett)が、着衣と懸賞金の争奪戦をスカルの競漕でおこなわせ、勝者の青年に与えたと記録に残っている。彼が行う着衣および懸賞の争奪戦はテムズ河の年中行事だったようで、翌1716年以後の優勝者の名前は記録として存在している。当時の競技者はレ−スがこのような賞金争奪の競技であったために職業としてのスカル選手が多く存在していたようだ。このような競技形態が百年以上も続いて行くのだが或るレ−スがきっかけとなって漕艇競技は大きな変化を遂げることになる。 |
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| これがアマチュアリズム(同好者主義)の誕生である。さらにノーマッチレースとなった競漕でケンブリッジ大側の審判者セルウィン(J.C.Selwin)氏はアマチュアの在り方についてこう述べている。 |
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| これがスポーツマンシップのコンセプトである。なるほど、紳士的な言動を行える者同士で試合をするので有れば審判はいらない。現在、アマチュアリズムはオリンピックメダリストに報奨金を配しないイギリスを除けば殆どの国の殆どの競技で崩壊している。加えてスポーツマンシップを理解していない競技者がスポーツマンシップを唱えるので、我々漕艇競技者は自らのスポーツマンシップをスポーツマンシップと呼ばずにオアーズマンシップと呼んでいる。それを知らないオアーズマン(自称している)も増えてきているのも現実ではある。 |
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| ところで今のあなたはオアーズマン? ※1の原(英)文、誰かご存じない。 |
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